占いを知ろう

私自身も占いというものに興味を持ったのが最近のことなのであまり詳しくはありませんが、私と同じ初心者の方がでもわかるように、占いについてまとめていきたいと思います。

東京,占い

占いの歴史

占いの歴史は古く、世界最古の文明と言われているメソポタミア文明でも、星の位置などから占いを行っていたという記録が残っているようで、これが後に占星術として発展していったと言われています。
その後、星の動きだけではなく自然現象や動物の行動などからも占うようになり、多くの人が占いに傾倒していきました。

日本にも古くから占いが行われていたという記録があり、古いものでは古墳時代に、鹿の骨を焼いてそのヒビの入り方で吉凶を占うことが行われていたようです。

また国内外問わず、占いは政治などにも利用されてきました。
日本では古事記や日本書紀に、卑弥呼の時代から占いが政治に利用されていたという記述が残っています。

占いの種類

占いはおおまかに【】【】【】と三つの分類に分けることができます。

命(メイ)

『西洋占星術』や『四柱推命』といった、生まれた日時や生まれた時の星の位置などから対象の運命を知ることができる占いを【命】と分類しています。
生まれた日時や生まれた場所は生涯変わることはないため、対象の本質や運命を知るのに適していると言われています。

命に分類されるもの

西洋占星術
四柱推命

卜(ボク)

『タロット占い』や『ルーン占い』は、【卜】に分類される占いです。
この占いは、偶然に現れた事象から答えを導き出すもので、その時々で答えが違ってくるものです。
その人の変わらない運命を占うことはできませんが、近い未来についてや、どちらを選ぶべきか迷う、というものを占う時に適していると言われています。

卜に分類されるもの

タロット占い
ルーン占い
おみくじ

相(ソウ)

『手相占い』や『人相占い』には【相】の占いに分類されます。
これは手のシワや厚みなどから判断したり、顔のつくりやメイクの仕方などから鑑定することができる占いで、主に視覚的な情報をもとに鑑定が行われます。
シワやメイクなどは将来的に変わる可能性がある、また意図的に変えることができるものであるため、開運に導くために利用する方が多くいます。

相に分類されるもの

手相占い
人相占い
家相占い
姓名判断

命・卜・相とは別に、【霊力】を用いて鑑定を行う占い師もいます。
他の占い(タロットなどの卜の占いなど)と合わせて用いられることも多く、占い師の霊力の強さや相談者との相性が占いの結果を大きく左右するとされています。

霊に分類されるもの

霊感タロット
チャネリング
透視

それぞれの占術には流派なども存在しており、また占い師はオリジナルの占いを行ったり、占星術とタロット、四柱推命と手相などというようにそれらを複合して鑑定を行っていることも多いため、占い師の数だけ占術があると言っても過言ではありません。